ミャンマーを知る〜あるある編〜

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このブログは特定技能制度や外国人雇用について、その中でも弊社が特化しているミャンマー人、ミャンマーという国について少しでも企業様に知っていただければという思いで記事を書かせて頂いています。

制度や国については、調べればなんとなくはわかることも多いかと思いますが、私たちが日々ミャンマーの方々接する中で知るミャンーってこんな国なの?!ミャンマーの人ってそんなこと考えてるの?!というようなことも発信していきたいと思っています。

ということで、この記事ではミャンマーあるあるについてご紹介します。

 

部屋に神棚

前回の「ミャンマーを知る〜宗教編〜」で、ミャンマー人は敬虔な仏教徒であることを書かせて頂きました。それはミャンマーにいる時だけでなく、日本にいても変わりません。イスラム教徒の方が1日に何度もお祈りをする、というイメージは皆さんお持ちかもしれませんが、ミャンマー人もそうです。

日本に来ても、自分の部屋や、相部屋の場合も自分のスペースに神棚を設けます。神様や両親の写真、花を飾り、ろうそくを灯し、食べ物をお供えします。

仕事が忙しい時はできない時もあるようですが、基本は朝と夜その神棚に向かって手を合わせお祈りをします。信仰深くない日本人にとってはお祈りとは本当に不思議なものですが、ミャンマー人にとっては国を離れたとしても、家族、自分のために必要不可欠なものなんですね。

 

夕日を浴びると美人になる?

とある日、ミャンマー人スタッフと外出した帰り、夕焼けがとても綺麗でした。そうすると彼女が「ミャンマーでは〜」と話し始めました。子どもの頃、ミャンマーでは綺麗な夕焼けの陽を浴びると美人になる!というジンクスがあり、そういう日はすぐにシャワーを浴びて、タナカを顔に塗って、夕日を浴びながら、「美人になりますように。。。」とお願いしたそうです。街の子も、村の子もみんなやりますよ〜と。想像するとかわいいですよね。

ちなみにタナカとは木の名前で、こどもは男女関係なく、大人は女性が顔に塗るスキンケア用品のことです。タナカの木を臼の上ですりこぎ棒のように水と合わせてすっていくとトロッっとした液状になります。それを顔に塗ると日焼け止めや美白の効果があるとのことです。ミャンマーに行った際はいろんなお店に売っていますし、ホテルのロビーに置いてあることもありますよ。

 

傷口に煙は要注意!?

ある日、支援しているミャンマー人の女性から転んで怪我をして仕事に行けないと連絡がありました。送られてきた写真をみるとなかなかの擦り傷。。。ひとまずは病院に行くようには伝えましたが、日本人としては、擦り傷で仕事を休むのはどうなのか。。。と話していると、ミャンマーでは傷口に煙や料理の湯気があたることは良くないこと(治りが遅くなったり、傷が悪化する)とされているようで、キッチンでお肉を焼く作業がある彼女はそれで仕事に行けないと言っているのかも!ということがわかりました。日本人からしたらなんじゃそりゃー!ですよね。驚きのミャンマーあるあるでした。(その後、仕事には行ってもらっております。)

 

ミャンマーの方々と日々接していると日本人が想像できない習慣や考え方が知ることができてとてもおもしろいです。同じアジア人なので似ているところもあれば、違うところもあります。またミャンマーあるあるは随時発信していきますので、興味を持っていただけるとうれしいです。