外国人雇用をする際に企業と従業員がすべきこと2選

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今回は外国人雇用を検討している企業様に向けてこれだけ守れば大丈夫という2選をお伝えします。

 

・現在日本人の若い人も減っているし採用がうまくいかない

・でも外国人雇用に振り切るのは怖いと考えている

このような声を企業様から聞く機会が多くなってきました。

 

今回は上記のような企業様に向けた記事です。

 

記事を読む時間がない方は動画でも配信しておりますのでそちらをご覧ください。

 

・現在日本人の若い人も減っているし採用がうまくいかない

・でも外国人雇用に振り切るのは怖いと考えている

このような声を企業様から聞く機会が多くなってきました。

 

ただ、外国人雇用を難しく考える必要はなくて、2つのことを守ってもらえればスムーズに外国人を迎え入れることができますので今後外国人の採用を検討していく必要があるかなと考えている企業様はみていただければと思います。

 

1つ目は雇用する企業が母国の文化を理解し尊重し、日本の文化を強要しない

当社でいうとミャンマー人の方を紹介しておりますが、ミャンマーの文化でいうと人前で怒られるということに非常に抵抗があるというような国民性があります。

またミャンマー人は家族や親戚をとても大切に思っており、つながりが非常に強いので仕事も大事ですけどやっぱり家族を大事にしたいというところが日本人よりも強い傾向があります。

 

そして当然なんですが食べ物も違います。

日本人が好んで食べるものを外国人に強要するということはあまり良くありません。

 

日本の文化を強要すること、例えば「日本人はみんなこれをやっている」とか「ここは日本なんだからこれをやれ」などは外国人の彼らに対するリスペクトが足りなくなってしまい、彼らの国へのリスペクトも足りなくなってしまうので、彼らの国がどんな国なのかを理解しようとすることがとても大切です。

 

ただ、日本のビジネスマナーであったり企業の就業規則だったりあると思うので、そういったところは必ず伝えていく必要があります。

例えば意見がぶつかってしまった場合、頭ごなしに叱るのではなく、「ミャンマーだったらどうしてるの?」などと相手の思っていること、考えていることも汲み取ってあげるといい関係構築ができるのかなと思います。

企業で受け入れる土壌を作っていく

「外国人=安い」という考えがいまだに根強く残っているように感じられます。

しかし外国人の方々も日本人がどれくらい給料をもらってるか知っていますし、自分だったらどれくらいもらえるかもなんとなくわかっています。

外国人人材も日本人と同様に扱ってもらえる環境づくりを作っていく必要があります。

また従業員の方にも、日本人の若手の方々が入ってきた時と同じような教え方をしてあげるような感覚で接してもらえれば問題なく外国人を雇用できます。

まとめ

1つ目が雇用する方の母国の文化を理解尊重すること、日本の文化を強要しないこと

2つ目が他の従業員が受け入れる土壌を作ること

この2つができればスムーズに外国人の雇用をすることができます。

しかし、いきなり2つのことを満たそうと思ってもなかなか難しいです。

そんな時にはやはり技能実習生であれば管理団体、特定技能であれば登録支援機関のような、その人材の国のプロフェッショナルである方々に頼る、アドバイスを仰ぐことも必要になってきます。管理団体や登録支援機関には、その国の通訳もいますし、トラブルを防いだり、トラブルの解決につながります。

今の現状として日本人を採用する際には広告費もたくさんかかりますし、紹介料もかなりかかってきます。

それに比べて外国人人材(ミャンマー人)は日本で働きたい人はまだまだたくさんいますし、

日本人の若い人たちよりも外国人人材の方が採用しやすい状況にあるのかなというふうに考えています。

日本人だけにこだわる考え方ももちろんいいのですが、

外国人雇用による彼らのモチベーションの高さなどは一緒に働く従業員の方への刺激にもなりますので、外国人雇用も考えてみてはいかがでしょうか?