特定技能ミャンマー人の方が外食業へ転職するために、静岡県焼津市から三重県名張市へ引っ越しを行いました。
以前は食品製造の仕事をしていたとのことです。
日本で働くならもっと日本語のレベルを上げていきたい、そして何より飲食店で働くことで日本のオモテナシの心であったり、飲食店での業務の経験などを積んでいきたいという思いで転職を決意されました。
当日は台風が来ていたこともあり、電車や新幹線が動くか心配でしたが無事に名張市へ引っ越しができ一安心です。
日本のアニメを見て日本に興味を持った
もうすでに日本語能力試験でN2を合格しているとのことで私の言ったことはほとんど理解しており、コニュニケーションも問題なく取れていたのでかなり期待しています。
そんな彼はドラえもんを見て日本に初めて興味を持ち、字幕なしでアニメを理解したいという思いで勉強をスタートしたそうです。
それから日本のドラマやお笑いなどを見て勉強を重ねてN2合格まで至ったようです。
ミャンマーの方々に話を聞くとワンピースやナルトなど日本から生まれたアニメなどで日本に興味を持つ人が多いみたいですね。
引っ越しから就業開始までは1ヶ月程度の時間が必要
今回飲食店への転職が決まり、企業の方にも期待していただいていますが勤務できるのはもうしばらく先になる見込みです。
なぜならビザの変更手続きが終わるのに1ヶ月程度かかってしまうためです。
(技能実習生から特定技能へのビザの変更)
特定技能人材の方達も1日でも早く働きたい気持ちがありますが、それまでは新しく住む街に慣れたり、入社に必要な書類の準備をしたり、仕事のマニュアルを少しでも読んで勉強したりと、様々なことをして待っています。
企業様にとっても1日でも早く働いてほしい気持ちがあるのは理解しておりますが、ビザの変更ができるまでは働くことができないのでしばらく待つ必要が出てきます。
ゴミの出し方の勉強や生活必需品などの準備へ
すでに技能実習生として3年間日本で生活しているとはいえ、地域ごとにゴミの出し方を初めて生活ルールが違うので覚えることはとても大変です。
しかし、日本で生活する上でそういったことも学ぶことは当然のことです。
新しい家の周りでゴミ捨て場の位置、市役所の位置、スーパーの位置、銀行の位置など生活する上で必要なものを1つ1つ確認していきます。
まとめ
外国人人材を受け入れたことがない企業様にとっては、私たちが仕事をする上で当たり前だと思っていた常識と彼らの常識が違い、日本人とのギャップに驚かれることもあるかもしれません。1つ1つそのギャップを確認しお互いに埋めていく作業も必要かもしれませんね。